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こんにちは!
(有)寺下塗装店です!
今回は現在お見積もり作成中の現場から
塗装する際に注意すべきポイントを取り上げようと思います🙇♂️
それはずばり「塗装できるかできないか」についてです!
住宅や工場などの建築物にはスレートや板金、窯業系サイディング、塩ビパイプなど
多くの建築資材が使われていることは周知の事実です。
しかしそのすべての建築資材に塗装できるかと言われると
答えはNOです!
塗装してはいけないものもあるということです😲
今回は2点に絞ってお伝えいたします。
①スレート屋根(カラーベスト)
スレート屋根(カラーベスト)は住宅で最も使用されている屋根材で
低価格、屋根の軽量化、メンテナンス性が高いことから
日本国内で圧倒的なシェアを誇っています。
しかしカラーベストやコロニアルと呼ばれる屋根材の中にも
塗装に不向きなものがあります。
それがノンアスベストスレートです。
従来スレート屋根にはセメントとアスベストが主成分として使われてきました。
しかしアスベストの人体に及ぼす健康被害が問題となり
2000年代初頭にはアスベストを含んだ屋根材の生産は禁止されました。
そういった背景から アスベスト=悪 という認識が広まっていきましたが
本来アスベストは優秀な物質で基材の耐久性を大幅に向上させるものでした😲
アスベストが入っていないスレートは耐久性に乏しくひび割れや層間剝離が起こり
そういった商品は生産中止となり新たな商品が開発されていきました👍
ノンアスベストスレートは塗装を施しても基材そのものが割れたり
表面が剥がれたりするので塗装による保護が意味をなさないのです😣
この場合は新たに屋根を葺き替えるかカバー工法で新しい屋根を
かぶせるかという選択になります👍
塗装に比べてコストが上がりますが将来的なことを考えると
間違った選択ではないというのが我々の考えです😌
②特殊コーティングサイディング
サイディングボードは住宅の外壁によく使用されるものですよね😄
塗装メンテナンスがしやすくベタ塗からクリヤ塗装、多彩模様、最近では
2色塗や3色塗といったデザイン塗装まで普及しています😲
そんなサイディングボードには耐久性向上のため
製造段階で特殊なコーティングを施しているものがあります。
それは光触媒やセラミックコートなどと呼ばれるものです👍
こちらは光触媒コーティングのサイディングです。
築20年で傷みはほとんどなくやはり耐久性が高い優れものですね😌
しかしこのような特殊なサイディングは塗替の際
塗料が付着しにくいという性質を持っています😣
コーティング層が邪魔をして塗料の密着を妨げるというわけですね。
このような場合は特殊なシーラーでの下塗りが必要になり
残念ながらクリヤ塗装での仕上げはできません🙅♂️
塗潰し、多彩模様、デザイン塗装といった選択肢になります😌
いかがでしたでしょうか?
塗装できるものとできないものがあり取り扱いには注意が必要なんです🙂
それを見分ける方法の一つに外部仕上げ表を確認することです。
外部仕上げ表は新築時の施工図面に必ず含まれているので
商品名がわかれば調べることが可能です🙆♂️
図面がない、商品名がわからないという場合も専門業者やメーカーへの問い合わせ
などによって最適な方法を選択することができますのでご安心ください😄
外壁や屋根塗装のお見積を取られる場合はこういった配慮のある業者に
ご依頼することをおすすめします😌
大切なお家を決して安くない金額で塗装させていただくからには
準備は徹底的にし、わからないことはとことん調べるのが当たり前です👍
それだけの責任がついてまわるのがこの仕事だと思っていますし
その分やりがいを感じて日々仕事に打ち込んでいます😆
外壁塗装、屋根塗装は有限会社寺下塗装店にお任せください🙇♂️